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タイガーさんをカヌーにまつわる伊豆の旅に導いたことで 知られる茂在寅男先生の日本茂在会よりご案内いただき、 国際縄文学協会の縄文特別セミナーに参加しました。 講師は東京大学総合研究所の小田静夫先生、講演タイトルは「スンダランドから縄文へ」です。 島国・日本には先史時代以来様々な人たちが渡来しました。 約3万5千年前頃に当時は地続きであった東南アジアの スンダランドから、黒潮を利用して琉球列島の島づたいに、 九州南部に最初の集団が到達しました。 沖縄で出土した「港川人」の骨格はスンダランドの人々のそれと酷似しており、 両方の地域で「丸ミノ形石斧」が見つかっていることからも、 石斧で丸木舟を造り、海を往来していたことが明らかです。 縄文の人々は朝4時ごろには起床していたそうですが、 夜には星空を見上げ、精巧なスターカレンダーを持っていた ということも知られています。 縄文人は海洋民族であったことは、明らかです。 弥生になり稲作を始めてから、人々はそれを忘れていって しまった、と小田先生は話していました。 いっさいの計器を使わず、海を往来していた先史時代の人々。 会ってみたくなりました。 小田先生、ありがとうございました。(写真中央後ろの白いシャツの人)
by kamakurago
| 2010-07-10 21:47
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